古い車 過走行車 買取|10年落ち・10万km超でも売れる価値

古い車と過走行車のイメージ

簡単な答え

10年落ち・10万km超の古い車や過走行車も買取可能で、海外輸出や部品取りにより5-50万円程度の価値があり、廃車費用を考えると売却が得策です。

古い車・過走行車の買取価値と売却戦略

古い車・過走行車の市場価値

一般的に価値がないと思われがちな古い車や過走行車ですが、実は様々な需要があります。海外での日本車人気、部品としての価値、金属資源としての価値などにより、想像以上の買取価格がつくケースも少なくありません。

古い車・過走行車の定義
・古い車:初年度登録から10年以上経過
・過走行車:走行距離10万km以上
・超過走行車:走行距離15万km以上
・年式・走行距離複合:10年落ち+10万km超

古い車・過走行車の需要先

1. 海外輸出市場
・東南アジア諸国での日本車人気
・アフリカ諸国での実用車需要
・中南米での商用車需要
・右ハンドル車の需要国への輸出

輸出人気車種の買取相場
・トヨタ ハイエース(10年落ち15万km):50-150万円
・トヨタ ランドクルーザー(15年落ち20万km):80-200万円
・日産 エクストレイル(12年落ち18万km):30-80万円
・ホンダ フィット(10年落ち12万km):15-40万円

2. 部品取り市場
・エンジン・ミッション:5-30万円
・エアバッグ:3-10万円
・ナビ・オーディオ:1-5万円
・ドア・ボンネット:2-8万円
・ライト類:1-3万円

3. 金属資源としての価値
・鉄スクラップ:車重1トンあたり2-4万円
・アルミ部品:1kgあたり100-200円
・銅線・銅部品:1kgあたり800-1200円
・レアメタル:触媒等に含有

車種別の古車・過走行車買取傾向

海外輸出向け高値車種
・商用車:ハイエース、キャラバン、軽トラック
・SUV:ランドクルーザー、パジェロ、エクストレイル
・コンパクトカー:フィット、ヴィッツ、マーチ
・軽自動車:ワゴンR、ムーヴ、アルト

部品需要の高い車種
・人気車種の前モデル
・生産終了から5-10年以内の車種
・特殊装備搭載車(4WD、ターボ等)
・高級車の部品(レクサス、ベンツ等)

古い車・過走行車の査定ポイント

プラス査定要因
・エンジン・ミッションの正常動作
・人気車種・人気色
・4WD、ディーゼル等の特殊仕様
・商用車としての実用性
・希少車種・限定車

マイナス査定要因
・エンジン・ミッションの不調
・事故歴・修復歴
・車体の錆・腐食
・内装の著しい劣化
・改造による原型からの逸脱

古い車・過走行車売却の実践ポイント

  1. 輸出業者への査定依頼:海外輸出に強い業者を積極的に活用
  2. 部品価値の確認:高価な部品の搭載状況を事前にアピール
  3. 複数業者での比較:業者により得意分野が大きく異なる
  4. 廃車費用との比較:処分費用を考慮した売却判断

古い車・過走行車売却時の注意点

  • 動かない車の対応:レッカー搬送費用の負担確認
  • 書類の整備:古い車ほど書類紛失のリスクが高い
  • 税金の処理:4月以降の売却は翌年度税金の考慮
  • 悪質業者の注意:「無料引き取り」後の不正転売に注意

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まとめ

古い車や過走行車にも意外な価値があります。海外輸出、部品需要、資源価値を理解した適切な業者選択により、廃車処分費用を避けて有利な売却を実現できます。


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